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炊飯器の分解

三菱製のIH炊飯器NJ-EM10の分解を紹介します。よく故障である時計表示が消える原因で多い、電池の交換ができるところまで分解してみました。

修理に興味がある方や、捨てる前にお金をかけずに自分で直したい方など、分解する場合は自己責任でお願いします。最悪、自分で分解するとメーカー修理が受けれなくなったり、故障・発火などの恐れもでてきますので、くれぐれも注意して下さい。

万が一の事故などあった場合、当サイトでは責任を持てませんので、自己責任でお願いします。尚、このコンテンツは分解をオススメするものではありません。

三菱製のIH炊飯器NJ-EM10

02年製のIH炊飯器です。炊飯器にはIH式とマイコン式がありますが、分解の仕方はだいたい同じです。


炊飯器の裏側

とりあえず、分解するには、長さ40cmほどのプラスドライバーがあればOKです。ビス(ネジ)を入れるトレイや床を汚さないように敷くものがあると便利です。

炊飯器の内部はゴキブリだらけの時もあるので、キッチンを汚くしている方は、覚悟して分解して下さい。

糞と卵だらけは当たり前で、生きたゴキブリも!という修理を何度も経験しました(+_+)


炊飯器の裏側取り外し

ビスを5本はずしたら、裏側のカバーだけ取れます。

機種やメーカーによっては、カバーがひっかかっていてはずれにくい機種もあります。無理にはずすと割れるので、必ずひっかかっている箇所にマイナスドライバーなどでこじてはずしましょう。


炊飯器の内部

炊飯器の内部の写真です。金色の銅線に電磁波を流して、釜を温めてご飯を炊く仕組みです。

写真左に見えるのが、巻き取り式の電源コードです。簡単に交換できる部品のひとつです。


炊飯器の内部をバラバラに

内部の部品をバラバラにはずしてみました。

少しの部品点数で構成されているのが分かりますね。


炊飯器の操作基板

全面の液晶画面部分は、大きな基板に付いています。操作スイッチなんかもココに付いています。

機種やメーカーによっては、基板全体でひとつの部品として交換するケースもあり、修理代も高くなりがちです。


炊飯器の電池

写真の黄色い枠の丸い部品が、時計表示用のボタン型の電池です。

機種やメーカーにもよりますが、電器屋さんなどで、電池単体で注文できます。注文する時は、必ず機種の型番をメモして持参しましょう。


炊飯器の電池の裏側

ボタン電池は、基板に半田で固定されていますので、交換する時は半田ごてが必須です。

電池なので、+と−がありますので、向きを間違えないようにしましょう。


この炊飯器は、非常に分解しやすいタイプでしたが、パナソニックの炊飯器は、裏側のカバーをはずすのがかなり固く、コツを知らないとはずせないと思います。

分解しにくい炊飯器は多いので、分解する際は、破損やケガに注意して自己責任でお願いします。

時計表示がでない原因は電池以外の可能性もあります。安易に考えず、プロに頼むことも重要です。

                                         
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