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薬服用の注意点

薬服用の注意点を知ろう!

薬を飲むうえでの注意点を詳しく紹介します。昔からの民間療法は間違った治療法も多いので注意しましょう。

お酒と一緒に飲むのはダメ?!

一般に薬の吸収や代謝を促進することがあるのがお酒などのアルコールです。アルコールは主に肝臓で代謝されるので、 アルコールを摂っているいる人は肝臓の代謝機能が高まっていることが多いのです。

そのため、お酒を飲んだ後で薬を飲むと代謝機能が高まっているので、体内から薬が素早く代謝(消失)されて十分な薬効が得られなくなります。

薬の年齢制限は何故あるの?

乳児
1歳未満
幼児
7歳未満
小児
15歳未満
高齢者
65歳以上

薬には年齢制限があります。子供は、薬を受け付ける生理機能が未発達のため、大人と同じ薬を飲むとリスクが高くなります。

子供は大人と比べると身体の大きさに対して腸が長く、服用した薬の吸収率が高くなります。また、吸収されて循環血液中に移行した薬の成分が脳に達しやすいため、中枢神経に影響を与える薬で副作用を起こしやすくなります。

肝臓や腎臓の機能も未発達なので、薬の成分の代謝・排泄に時間がかかるため、作用や副作用が強く出ることもあります。

年配の方も、生理機能が衰えつつあり、特に肝臓や腎臓の機能が低下していると薬の作用が強く現れやすく、若年時に比べて副作用のリスクが高くなります。

喉の筋肉が衰えて飲食物を飲みこむ力が弱まっている嚥下障害の場合があり、薬を喉に詰まらせやすいので注意が必要です。

妊娠しているけれど

妊娠中のお腹の中にいる赤ちゃんは、誕生するまでの間は、母胎との間に存在する胎盤を通じて栄養分を受け取っています。

胎盤には、赤ちゃんの血液と母胎の血液が混ざらない仕組みである胎盤関門がありますが、薬を使用した場合に、胎盤関門がどの程度、防御してくれているかは未解明なのです。

さらにビタミンAが含有されたものは、一定期間に通常の量を超えて摂取すると赤ちゃんに先天性異常を起こす可能性が高まるとされています。

また、便秘薬等は、配合成分や量によって流産や早産を誘発するおそれがありますので、使用を避けましょう。

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