節約生活をしていると、どうしてもお金を使うことにためらいがでてきてしまい、本当に必要なことにまで、お金を使わなくなってしまいがちですよね?
あまりに節約しすぎると、常識的なマナーから、ずれてしまって、非常識な人になってしまいます。
お金を使う必要があるときは、使う。節約するときとメリハリを付けることが必要ですよね。
世の中には、昔からの伝統的な習慣がありますよね。たとえば、お歳暮・お中元は、結構なお金がかかるので、節約生活中の方は敬遠しがちです。
でも、お歳暮・お中元など伝統的な習慣はきちんと常識マナーとして身につけ、意味を理解しておくことが重要だと思います。
節約と常識マナー、両方の知識を持って、楽しい節約生活を送りましょう(^0^)。
1年の上半期の区切りの意味で、普段からお世話になっている方たちに、贈り物をする習慣のことをいいます。
昔から、日本では、1年を2つに区切りお正月(1月)とお盆(7月)を区切りの始めとして、親戚やお世話になった方たちに、盆歳暮として品物を贈っていました。
7月初めから、15日までにすませるのが良いとされています。関西より西の地方では、お中元を月遅れの8月にする習慣があり、その地方は8月15日までに贈るのがベストです。
基本的には、自分で判断すればOKです。
あまりたくさんの方に贈ると、お金がかかり節約的には、きついので、贈る相手は厳選しましょう。
一般的には、3000円〜5000円が目安になります。品物は、ビールや缶詰・洋菓子・調味料などの日用品がベストです。個人的には、洗剤なんかの実用品が贈られてくると、とてもうれしいかな?!(^^)
のしをつける習慣は、贈る相手の伸展を祝福するという心から始まったとされています。昔は、あわび貝をのしたものを使ってたそうです。その後、折のしに変わり、今では印刷されたのし紙を使用するようになったそうです。なんだか、味気なくなった気がしますよね。
のしの付け方は2種類あり、のし紙を付けてから包装するのを内のし。反対に包装してからのし紙を付けるのを外のしと言います。
贈りものという点を強調したいときには、外のしが基本になります。
お中元は、お祝として贈るものではないので、贈っても問題ありません。ただ、のしを付けるのはやめておきましょう。
四十九日を過ぎていない場合などは、贈る時期をずらして、暑中見舞いとして贈る心遣いがあると良いと思います。
お中元が贈られてきたときは、すぐにお礼状を書くのが常識マナーです。電話でお礼でも構いません。お返しとして品物を贈る必要はありません。