圧力鍋とは、鍋内を密閉することで、高温・高圧の状態をつくる鍋。火力プラス圧力を加えて調理するので、調理時間を大幅に短縮でき、光熱費の節約になります。 短い時間で調理できるので、食べ物の栄養素や風味を守りおいしく料理ができます。
高いイメージのある圧力鍋ですが、実は2000円台でも買うことが出来るので、節約にぜひ、活用して欲しいアイテムです。
圧力鍋は安ければ良いというものではありません。価格が安い圧力鍋は鍋自体の厚みが薄く、圧が上手にかからず調理時間が長くかかったり保証面でも不安があります。
末永く使いたい場合は、少し高めの圧力鍋を。割り切って使うなら安い圧力鍋でも圧力鍋の醍醐味は味わえますのでOKです。
容量は2L〜10Lを超えるものまで大小様々です。使う用途を考えて選ぶのが基本です。大家族でたくさん料理を作る家庭なら、容量が大きいほど1度にたくさんの料理が作れるので大きいサイズがオススメです。
小さいサイズでも普通の鍋に比べたら大きいので、3人家族程度であれば3L前後の圧力鍋でも十分な量が作れます。
鍋の口径が22cm〜あれば、魚1尾丸ごと入れられますのでお料理にこだわる方は参考にしてみて下さい。
容量(L) | 内径(cm) | 調理量 | 炊飯量 |
---|---|---|---|
2.5 | 18cm | 2〜3人分 | 2〜2.5合 |
4.5 | 22cm | 4〜6人分 | 4合 |
*1合は=0.18Lなので、小さい圧力鍋でもたくさんの炊飯は出来ます。おいしく炊ける目安としてご覧下さい。
*内径も鍋により、まちまちなので、おおよその目安としてご覧下さい。
圧力鍋の鍋部分に使われている素材によって、圧力鍋の重量や熱の伝わりやすさが違ってきます。
素材名 | 重さ | 熱しやすさ | 冷めやすさ | 丈夫さ |
---|---|---|---|---|
アルミニウム | 軽い | 熱しやすい | 冷めやすい | 弱い |
ステンレス | 重い | 熱しにくい | 冷めにくい | 頑丈 |
複合素材 | 構造による | 構造による | 冷めにくい | 頑丈 |
最近の主流はアルミとステンレスを合わせた複合素材が多く、ステンレスやアルミ単独の素材の場合は価格が安い圧力鍋が多いです。
圧力鍋は内部を密閉して高い圧を加えることにより短時間で調理できる鍋です。内部にかかる圧を調節するために調圧弁という機構が必ず備わっています。圧の状態に合わせておもりを動かして圧力を調節し危険な状態になるのを防ぎます。
圧を調節する方法は、次の2種類があります。
高圧と低圧の切り替えができる鍋があります。ほとんどの料理は高圧で行います。火力である程度の調整も出来るので、なくても構わないと思います。
鍋に高い圧力をかけるので、勝手にフタが開かないように安全ロックが付いているものを選びましょう。
高い圧がかかった鍋の圧力を、すぐに元に戻す方法を急冷と言います。簡単に言うと、調理を終了する為の機能です。
急冷の仕方は、器具により異なりますので取扱説明書をご覧下さい。無理に圧を抜こうとすると危険なので、急冷のしやすさも選ぶポイントになります。
商品の写真を見れば、両手持ちか片手持ち、どちらの取っ手かチェックできます。片付ける場所や好みで選びましょう。両手持ちの方が場所は取らないかもしれませんね。
通常の鍋より、構造上どうしても重たくなるので軽い方が良いです。あまりに軽いと鍋の厚みが薄く、すぐに圧が抜ける鍋かもしれませんので注意が必要です。4.5Lで2.9kgが目安です。
フタにごちゃごちゃ色々なパーツが付いていると、洗うのが大変です。アルミかステンレスによっても手入れの仕方が変わってきます。一般的にアルミは傷付きやすくぼやけやすいと言われています。
本体以外に付いてくる付属品や、各種保証などの付加価値もチェックしておきましょう。特に保証は10年間も保証対象になるメーカーもあるので要チェックです。そうそう壊れるものではありませんが、もしもの時の備えは重要です。
point1〜6までチェックできたら、後は自分の直感を信じて、これだ!と思う圧力鍋を買いましょう。どんな圧力鍋でも自分のものになれば愛着もわきますし、何より圧力鍋のある生活は楽しいですよね。
商品画面で7つのポイントは全てチェックできるようになっています。各種データや紹介文だけでは、まだ迷うなら、商品写真か商品名をクリックしてamazonの詳細ページを開いてみて下さい。口コミ情報や別の角度の写真も見れたり、より購入のヒントが得られるはずです。
購入商品が決まった時もこの画面から行うので、最終チェックに参照するのもグッドな方法ですね。
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