圧力鍋は普通の鍋に比べて調理時間が1/3〜1/4以下に短縮できます。
当然、火や電気を使う時間もグッと短くなるので、とても経済的。特に鍋自体がいくつもの層で作られた多層構造の圧力鍋なら、その優れた熱効率性、熱伝導性のおかげで強火を使わなくても調理できます。
ベイパーシールって知っていますか?調理中に発生した水蒸気が鍋の本体と蓋の隙間に膜を張る現象のことです。圧力鍋はベイパーシール効果で調理に不必要な蒸気や圧力は自動的に逃がし、必要なものは自動的に閉じ込め、鍋の内部を調理に最も適した状態にしています。
野菜は摂氏65度から摂氏75度で一定時間蒸し煮するのが最も適した調理方法と欧米では言われています。 この条件にもっとも適した調理方法が圧力鍋で、野菜の持つ水分だけで調理する無水調理、肉類が持つ油分だけで調理する無油調理が可能になります。
圧力鍋の使い方はとても簡単です。加熱、加圧、蒸らし、減圧の4つのステップがあります。調理したいものを鍋に入れて、フタをしっかり閉めます。加熱後、火から下ろして加圧・蒸らしをします。最後に圧力鍋の圧を抜けば出来上がり。
圧力鍋の使い方よりも調理方法が悩むかもしれませんが、ほとんどの圧力鍋ではレシピブックが付いてきますし、市販の調理ブックもたくさん出ているので、使っていく間に上手になります。
圧力鍋は、空気や液体が逃げないように密封した容器を加熱し、大気圧以上の圧力を加えて、封入した液体の沸点を高めることで、食材を通常より高い温度と圧力により、短時間でより美味しく調理するための調理器具です。
かかる気圧は2〜2.45気圧で、内部温度は128℃にもなるので取扱いを間違えると危険ですが、圧力鍋にはたくさんの安全機能が付いていますので安心してお使いいただけます。
*どのような圧力鍋でも、お手入れをきちんとし、フタをしっかりしておけば事故は起こりません。圧力鍋も普通の鍋も同じです。
圧力鍋は1度加熱した後は、弱火もしくは保温だけで調理ができるので、余計なガス・電気を使わないエコアイテムとしても人気です。
また、お肉やお魚も骨まで軟らかく仕上げることも出来るので、不足しがちなカルシウムや野菜の栄養素も逃がさず摂れるのも魅力の1つです。
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