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step2 月ごとの記帳

1週間、家計簿シートに記帳出来たら、今度はそのシートを元にして”楽しい家計簿月間シート”を使ってより詳細な家計管理に挑戦してみましょう。

無料配布コーナーで、先に楽しい家計簿月間シートを印刷しておくと説明が分かりやすいと思います。

楽しい家計簿月間シートの目的は?

step1で、”今週の使えるお金”にお財布の中身の金額を記帳していましたが、本来は、総収入から各支出を引いて残ったお金を記帳します。 その少し手間のかかる計算を分かりやすくすることが第1の目的です。

第2に、その月の成果を数字で実感できるので、家計簿を続ける動機づけになることです。

今月の収入の記帳

単純に、給料の手取り金額(年金や社会保険料、所得税を引いた金額)を記帳します。手取り収入の本来の考え方は、財形貯蓄や各積立も手取りとして含むのですが、 私は、ややこしいので、単純に引かれているものは完全に省いた金額=手取りとしています。

その他に、内職などの副収入や、共働きの家庭はそれぞれの収入を別々に記帳します。小さいお子さんがいる家庭では、国から児童手当がいくらか支給されていると思いますので、それも収入になります。


貯蓄額の記帳

家計簿を付ける目的の1つに、将来設計をするというのがありますので、最初にどのような貯金をどれだけするのかを明確にしておきます。

定期預金、子供の積立など。後、特別費という大きな買い物や出費(冠婚葬祭)に使う費目も貯蓄額として記帳しておきましょう。

毎月必ずいるお金(固定支出)

ここには、毎月決まった額が出ていく費目をリストアップします。家賃や住宅ローンの住宅費や、生命保険など。 その他の電気、水道、ガスの公共料金も多少変化はあるもののだいたい決まった金額になるので固定支出としいて記帳します。(もちろん、変動支出に記帳しても構いません)

合計で、収入の50%以内に収まっていれば健全な家計といえます。もし、60%〜の割合なら各費目の見直しを図らないと赤字家計になるかも知れませんので要注意です。


今月の使えるお金(変動支出)

ここには、step1で日々記帳したシートに記帳した費目をリストアップします。最初のうちは、食費に日用雑貨を含めたりして費目数を減らしましょう。7費目程度がベストです。



それぞれの費目に、やりくりする目標額を設定します。step1で日々記帳したシートの費目別週計を見れば目安となる金額が分かると思いますので、5〜10%程減らして厳しい目の設定にすると節約になりますよ(^^)

”実際の金額”の欄は空白にしておき、月終りの集計時にそれぞれの費目別週計の金額を記帳します。 もし、目標達成出来たら達成欄に印を付けましょう。


最後にお財布に入れるお金は?

全ての項目を記帳したら、
収入 − 固定支出 − 貯蓄額 = で計算して手元に残った金額をだします。さらに、変動支出で設定した目標額とその金額を照らし合わせます。

    ■照らし合わせた金額が・・・
  • もし、目標額の合計の方が多ければ目標が楽すぎるのでもう少し下げましょう。
  • もし、目標額の合計の方が少なければ、その差額は特別費に加算しておきましょう。

後は、残ったお金をお財布に入れて1ヵ月やりくりに挑戦しましょう。貯蓄額や、固定支出のお金はすみやかに預金するか別に分けておきましょう。


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▼step3 2ヵ月目以降の記帳
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