まずは、自分積立をはじめる前に、いつまでにいくら貯める必要があるのか、目的と必要金額を整理してみましょう。必要金額が分かれば、毎月必要な積立額が分かりますよね。
主な積立目的 | 必要となる金額の目安 |
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住宅購入 | 500万円 |
教育費(中学入学) | 100万円 |
教育費(高校入学) | 100万円 |
教育費(大学入学) | 200万円 |
家族旅行 | 50万円 |
老後資金 | 最低2000万円 |
だいたい積立をする目的は、教育資金・住宅資金・老後資金の人生の三大資金と呼ばれるライフイベントのためが多いのではないでしょうか。住宅購入の頭金を積立したり、子供が小学校を卒業するまでに○○円積立する!といった目標や目的を自分なりに考えてみましょう。
積立する目的が決まったら、次にその目的を達成するのには、いくらずつ積立する必要があるのかを考えます。
例えば、後5年間で、家族旅行費を50万円貯めるのに必要な金額は、50万円÷5年=1年に10万円貯める必要がありますが、実際にはネット銀行などで積立をすれば金利が付くので、金利分を引いた金額を貯めればOKです。
積立金利表を使えば、貯めたい金額に対して、実際に必要な積立金額を計算できます。金利が高いほど、利息が増え、利息分だけ積立額が減ります。
うまく高金利の積立商品を見つければ、少しは楽に目標金額が達成できます。
積立期間 | 利率0.3% | 利率0.5% | 利率1.0% | 利率1.5% | 利率2.0% | 利率2.5% | 利率3.0% |
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1年間 | 1.000 | 1.000 | 1.000 | 1.000 | 1.000 | 1.000 | 1.000 |
2年間 | 0.499 | 0.499 | 0.498 | 0.496 | 0.495 | 0.494 | 0.493 |
3年間 | 0.332 | 0.332 | 0.330 | 0.328 | 0.327 | 0.325 | 0.324 |
4年間 | 0.249 | 0.248 | 0.246 | 0.244 | 0.243 | 0.241 | 0.239 |
5年間 | 0.199 | 0.198 | 0.196 | 0.194 | 0.192 | 0.190 | 0.188 |
6年間 | 0.165 | 0.165 | 0.163 | 0.161 | 0.159 | 0.157 | 0.155 |
7年間 | 0.142 | 0.141 | 0.139 | 0.137 | 0.135 | 0.132 | 0.131 |
8年間 | 0.124 | 0.123 | 0.121 | 0.119 | 0.117 | 0.114 | 0.112 |
9年間 | 0.110 | 0.109 | 0.107 | 0.105 | 0.103 | 0.100 | 0.098 |
10年間 | 0.099 | 0.098 | 0.096 | 0.093 | 0.091 | 0.089 | 0.087 |
15年間 | 0.065 | 0.064 | 0.062 | 0.060 | 0.058 | 0.056 | 0.054 |
20年間 | 0.049 | 0.048 | 0.045 | 0.043 | 0.041 | 0.039 | 0.037 |
30年間 | 0.032 | 0.031 | 0.029 | 0.027 | 0.025 | 0.023 | 0.021 |
*数字は半角で入力して下さい。
積立金利表は、ネット銀行などの金利がつく積立商品の期間と利率を元に、貯めたい金額に対して、実際に必要となる積立金額を調べることができます。
例えば、100万円を3年間で利率0.3%の定期預金を利用した場合、表の3年間と利率3%が交差している0.332という数字を利用します。
貯めたい金額の入力欄に、1000000(100万円)と入力して、積立金利表の数字の欄に、0.332と入力します。
をクリックすると332000円と表示されます。
この数字が1年間に必要な積立金額で、今回の場合は3年の期間なので、332000円×3=996000円貯めれば、残りの4000円は利息でまかなえるということが分かります。